診療についての詳細なご案内です。
基本情報
診療科目 | 脳神経外科,内科
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対応することができる疾患又は治療の内容 | |
病床数(ベッド数) | |
電話番号 | 017-788-7200 |
連絡方法 | お電話にてお問い合わせください。 |
時間に関して
外来受付時間 | ||||||||||||||||||||||
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診療時間 |
※水曜日・土曜日は午前中のみの診療 【休診日】日曜・祝日 |
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その他 | ||||||||||||||||||||||
時間外における対応 | ||||||||||||||||||||||
診療予約など | ||||||||||||||||||||||
待ち時間について | ||||||||||||||||||||||
面会時間 |
対応可能な機能
入院について | |
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女性向けの機能 | |
外国語の種類 | |
在宅医療の実施 | |
介護サービスの実施 | |
セカンドオピニオンの対応 | |
他の医療機関の紹介 | より高度な治療が必要と判断した場合、入院治療が必要な患者さんにつきましては提携病院紹介いたしますので、ご安心ください。
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院内/院外処方 | 健康診査・相談の実施 | 特定検診・特定保健指導の実施 | 治験の実施 | 予防接種の実施 |
費用に関して
保健診療 | |
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その他、指定医療機関など | |
クレジットカード | |
診察費用など | |
入院費用など |
その他
届け出ている医療機能情報 | |
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院内感染予防に対する取り組み | 外部監査・評価について |
認知症診療は進歩しています。
高齢化社会が進む本邦の中でも青森県は高齢化率の高い自治体の一つです。そうした超高齢化社会において今問題となっているのが、アルツハイマー型認知症です。この病気は早期に発見し治療を行なえば進行を遅らせることが可能ですが、これまでは早期の診断が困難でした。
当院では最新のMRI装置により、早期アルツハイマー型認知症の画像診断を行なっています。
写真のカラーで示されているのが脳の萎縮している部分です。
萎縮の強さや面積を数値化することで早期アルツハイマー型認知症である確率を診断できます。
禁煙外来を行っております。
強く決意したにもかかわらずタバコがやめられないのはなぜでしょう?多くは意思の弱さのせいではなく、タバコの煙に含まれるニコチンのせいと言われています。ニコチン依存症は意思の力だけで治すことは難しく、治療が必要となります。
健康保険等を使った禁煙治療では、12週間で5回の診察を受けます。毎回の診察では禁煙補助薬の処方を受けるほか、息に含まれる一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)の濃度を測定したり、禁煙状況に応じて医師のアドバイスを受けることができます。「お医者さんと禁煙」すれば、楽に禁煙することができます。
動脈硬化検査について
脳卒中の最大の治療は発症の予防に尽きます。脳卒中はひとたび罹患すれば、いかなる治療にも関わらず後遺症の残存は不可避です。従来報告されてきた危険因子のチエックのみでは完全な予防は不可能であることは現在の日本の患者発生数をみれば明らかです。
青森県民の脳卒中予防推進のため、当院ではリスクの高い患者様に動脈硬化検査を受けられることを推奨しております。これは院長自身のライフワークである動脈硬化と脳卒中の密接な関連性を調べた研究に基づいております。
■ 脳卒中は全身的な動脈硬化の指標であるPWVと相関性が認められることを明らかにしました (J of Stroke and Cerebrovascular Dis 13: 74-80, 2004)。また動脈硬化の指標となるABIが脳梗塞患者では有意に低下しており、さらに脳血管狭窄度とも有意に相関していることを報告しました (Cerebrovasc Dis 17:212-217, 2004)。
大脳白質病変とは

高齢者の脳MRIを撮ると写真のように脳室のまわりに白い信号がたくさん見られることがあります。これは大脳白質病変と呼ばれており、当院院長はこの病変の研究に長年携わってきました(Hypertens Res 35:729-732, 2012, 脳神経外科速報, Vol 21 No.2: 162-167 2011)。
ではこの病変の意味するところは一体何でしょうか?
脳卒中治療ガイドラインによれば、大脳白質病変は主に虚血性変化であり, 特に高度な例は脳卒中および認知機能障害発症の高リスク群とされています。
当院ではMRI検査の際この病変に注意を払って診療しております。今現在病気ではなくても大脳白質病変に注目することにより、将来の認知症の可能性を予見できるのです。
ボツリヌス療法
自分の意志とは関係なく筋肉が動いてしまう不随意運動を、ボツリヌス菌という細菌が産生する毒素を使用して症状を緩和する治療法です. 主として下記の症状に行われます.
1.まぶたが痙攣して目が開けにくい,極端に瞬きが多くなる眼瞼痙攣
2.顔の半分全体が痙攣する半側顔面痙攣
3.首がひとりでに傾いてしまう痙性斜頚,それに伴う頭痛・肩こり・痛み
4.脳梗塞の後などに起こる極度の手足のつっぱり
注射された,ボツリヌスは神経と筋肉のつなぎ目に作用し,神経から筋肉への命令が伝わらなくなり筋肉が一時的に麻痺します.筋肉が勝手に動いてしまう不随意運動では,少量のボツリヌス注射で,筋肉の余計な動きがとれます.効果は約3ヶ月持続します.効果が切れると症状が再発する場合は繰り返し治療を受けることができます.ボツリヌス治療は不随意運動の治療に効果的で,副作用も少なく保険診療で行う事ができる新しい治療法です.。